目的に合わせた処分方法と具体的な手順

各処分方法のメリット・デメリットを知る
家電を処分する際に処分費用を極力かけたくないという方は、リサイクルショップで買い取ってもらう、または指定引取り場所へ直接持ち込む方法がお勧めです。
家電自体が壊れておらず、比較的新しい製品であればショップや業者が買取りを行ってくれるため、処分料金はかかりません。
自身で指定引取り場所へ持ち込む場合、リサイクル料金とその振込み手数料のみとなり、運搬・回収費用などがかかりません。
処分する家電が古い、もしくは壊れてしまっている場合は小売店やメーカーでの引取りがお勧めです。
このとき、リサイクル料金の他に回収料金が掛かり、その料金は店舗、メーカーによって異なります。
大型家電をいくつかまとめて処分したい、処分の手間をかけたくないという方は不用品回収業者へ依頼する方法もあります。
リサイクル法に従った処分方法よりも費用が割高になりますが、指定日時にまとめて引き取ってもらえるため手間が省けます。
実際の処分手続きの流れ
小売店やメーカーに家電を引き取ってもらう場合は、同製品の買換え時に店舗で依頼する、または引取りのみの場合はそのお店へ直接連絡し、引取りを依頼します。
小売店からメーカーへの引き渡しが完了した後には家電リサイクル券の「排出者控」というものが依頼店より発行され処分依頼者へ渡されます。
この排出者控の記載番号でメーカーへきちんと引き渡しが完了したかを確認することができます。
小売店などへ引取り依頼が困難な場合は、郵便局窓口で家電リサイクル券を入手し、住分する家電詳細など必要事項を記入してからリサイクル料金を振り込みます。
その後、最寄りの指定引取り場所まで直接持ち込み可能な場合は処分する家電とリサイクル券を持って指定引取り場所で引き渡します。
直接持込みができない場合は自治体指定の回収業者へ連絡し、運搬費を支払い指定引取り所へ持っていってもらいましょう。