いざという時に困らないために!リサイクル法の基本と適切な家電処分の方法

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無許可の不用品回収業者に注意!

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不用品回収業者の注意点と選び方

不要となった一般家庭の大型家電製品は、どの業者でも回収できるわけではありません。
市区町村から委託・認可され、「一般廃棄物処理業」の資格を持っている業者だけが回収を行うことができます。
無許可の回収業者の場合、引取り代金を受け取りながらも正しい処分をせずに不法投棄を行ったり、無料引取りと謳いながら、後になって高額な料金を請求するなど様々なトラブルが報告されています。

これらの問題を踏まえると、回収業者を利用する場合には注意が必要です。
まず第一に確認すべきなのが先ほども紹介した一般廃棄物処理の資格を持っているかです。
この資格を持っている業者であれば、不法投棄や法外な料金請求の心配はないと言えます。
次に気を付けるべきなのが料金設定です。
回収前に見積りなどをとり、料金を明確に提示してくれる業者を選ぶことで、金銭トラブルや悪質業者を避けることができます。

リサイクル法に従った処分とは

不用品回収業者への依頼についてもご紹介しましたが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電ごみを処分する際にはできるだけリサイクル法で定められた方法を利用することがお勧めです。
リサイクル法で定められた処分方法は主に3つあり、最も手軽なのが購入先の小売店で回収してもらう方法です。
特に同製品の買換えの場合は、下取りで家電を引き取ってくれるため、リサイクル料金分の値下げサービスなどがあり安く処分できます。
2つ目の方法として、購入先の小売店が近くに無い、購入先が分からないなどの場合には、家電リサイクル券を郵便局などで入手し、リサイクル料金を支払って指定の引取り場所へ直接持ち込むという方法です。
しかし、処分する家電のサイズが大きくて持ち込めないということもあります。
指定場所へ持ち込みできないときは処分する場所の自治体へ連絡し、指定の業者に収集運搬料を支払い、引き取ってもらうというのが3つ目の方法になります。


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